夏期特別入門講座@上野2016.7.31

晴佐久神父の入門講座は夏休み中ですが、今日はミサ後に特別講座があり、行ってきました。

私は30分も遅刻してしまったのですが、ミサからずっと出席していた友人に会い、全体の内容を教えてもらうことができました。

今日の晴佐久神父のお話で心に残ったのは、出エジプトの話でした。
何から出ていくかというと場所から、ということもあるし、思い込みの世界から、でもあると。

先日のショッキングな事件についても言及され、犯人の彼も、世の中に蔓延している「役に立たないと意味がない」という思い込みの犠牲者だったと、神父は語ったそうです。
(ここは友人から聞きました。感謝です)

あのような事件のあと、やはり心がざわついて晴佐久神父の言葉を聞きたかったので、出かけてこれを聞けてよかった、と友人も言っていました。

役に立たなくては意味がない、という強迫観念から福音の世界へ…は、それこそ出エジプトのような感じですね。

彼が事件を起こす前に出会いたかった…。と神父は悔しそうに言っていました。

彼は大麻につかの間の安らぎを求めたのかと想像しますが、それは飲んでも渇く水のようだなと思います。晴佐久神父の語るような「福音」にこそ希望や癒しを見いだしたいと思います。